物資・作業援助 vol.06 2011年06月
塩釜市場は大変活気づいていました。皆さん明るく力強さがありました。カツオなど新鮮な魚を購入することができました。
石巻市内の八百屋さんで野菜を購入しました。沢山の野菜を前回同様、牡鹿半島まで一緒に運んで下さいました。感謝です。
世帯ごとに野菜を分けているところ。しっかり栄養を摂って英気をって下さい。
このホタテの貝殻1枚1枚の仕掛けに牡蠣が着床させる。(7月の放卵時には5,000近くの仕掛けを投入し見事着床に成功!よかった!)
屋根代わりのブルーシートが張られた作業場。皆のやる気で熱気が溢れていた。このホタテ1枚1枚が全て仕掛けに変わり、それらが牡蠣に変わる日が来ることを想って。
泥だらけだった船倉庫が綺麗になり作業ができるように。細かな作業が続く。ひたすら集中!
震災直後、浜では大きなSOSを書いて助けを待ったという。その新聞記事。そして私達が初めてこの浜をトラックで訪れたた時、「初めて助けに来てくれた」と泣いていた浜の女性の涙は今でも忘れられない。
ひたすら、皆で黙々とただ作業。このロープも、殻刺し(牡蠣の種着床のホタテ貝殻の仕掛け)に欠かせない。
サンマ漁の船の明りの修理。沢山の電球に、一つ一つ配線していく。「大漁」を願って!!
「希望」「負けねえいっちゃ給分浜!」「夢」の幟旗。風にたなびく姿を見て、「かっこいー」と言われていた漁師さんも。負けずに、今は前進あるのみ。仕掛けつくり作業も踏ん張りどころ。浜の皆の声に応えて「移動八百屋」提案あり皆で相談検討中。仮設住宅入居後から開始決定!
浜は満潮で水が流れ込んで来たため浜入り口にてフォークリフトの贈呈式を行ないました。耐えに耐えて来たこの3カ月。浜の皆さんからは堪え切れず涙が。私達は何か見えない「縁」で繋がれているのでしょう。本当に皆を応援したい!
テープカットを行ないました。これを機に浜の復興、延いては宮城、そして日本の復興に繋がることを願っています。
贈呈式後に浜で会食を。踊ったり歌ったりする場面もあり大変盛り上がりました。「本当に久しぶりに笑ったよ」と皆さん。
フォークリフト入場。この青色のフォークリフトが大活躍してくれることを願って皆、力強い拍手で迎え入れました。
贈呈式場で皆で摂った1枚。浜入り口スロープ上で行なったため地面が斜めになっている。後ろに見えるのは船に張られた横断幕。式は皆さんの魂の歌とでも言うべき演歌をバックミュージックに行なわれました。皆のやる気が溢れていました。