川崎 慈善活動

2018.02.24

川崎市多摩川河川敷 慈善活動 2018年02月24日(土)

川崎市多摩川河川敷 慈善活動

炊き出しの全景です。左側が調理班で野菜の下ごしらえをし、右側ではご提供の物品を並べています。


2月24日(土)川崎市にて慈善活動を行ないました。

早朝は車のウインドウが真っ白に凍っているほどの寒さでしたが、炊き出しが始まるころには風もなく暖かな天気の中の活動となりました。新規参加者はなく71名の参加がありました。

メニューはカレーライス、福神漬け、八百屋さんご提供のブロッコリー、ホットコーヒー・麦茶でした。

毎回カレーの具材は盛り沢山にして、キャベツも3個いれるようにしているのですが、ここ最近、野菜の高騰が続いており、どうしたものかと思っておりましたら、いつも野菜を購入している八百屋さんが大変に気を利かせてくれ、少し小ぶりで質はあまりよくないのですが、1箱12個入りのキャベツを格安で販売してくれました。

また、ブロッコリー1箱も傷んでいるからと、無料で提供して頂き、お陰様で何時にも増して、野菜がたっぷり入ったカレーを配食することが出来ました。キャベツの時価があまりに高く、その値段では八百屋さんも商売が出来ないと大変に困っている様子でした。

今月もまた群馬の企業様からは13箱の衣類、会員の方々からは使い捨てカイロ、粉石鹸、袋詰めのお菓子等、沢山ご支援頂き、ホームレスの人達は大きな袋を一杯してにこやかに感謝の言葉を言いながら帰っていきました。

毎回、重い荷物の運搬や水汲み等を率先してやっている、数少ない若手のホームレスの人達4~5人で雑談をしていて、たまたま年齢の話になり、皆が49歳であることが分かりました。お互いに顔見合わせて、この世代はホームレスになるのが多いのかと、半分冗談を言いながら、皆驚いておりました。

12月の会報誌でご報告した心臓の手術で3週間入院するといっていた男性ホームレスが手術を終えて参加致しました。バイパス手術で、たった3日間の入院で済んだと本人もびっくりしておりました。無事退院出来て何よりで安心致しました。

皆様のご支援ご協力を心よりお待ちしております。

川崎市多摩川河川敷 慈善活動
01

荷物を積んだワゴン車が到着すると待ちかねていたホームレスの人達が会場に運搬を始めます。

川崎市多摩川河川敷 慈善活動
02

今回ご提供頂いた13箱もの物品はホームレスの人達が中心となって種類別に綺麗に並べられました。

川崎市多摩川河川敷 慈善活動
03

ご提供頂いた使い捨てカイロ。まだまだ寒い日が続きますのでホームレスの人達は大変助かっています。

川崎市多摩川河川敷 慈善活動
04

思い思いにカレーを頬張るホームレスの人達。大きな透明の袋には提供品が沢山入っています。

川崎市多摩川河川敷 慈善活動
05

食べ終わった食器類。食べ残しがないように、配食の時には自分の食べられる量だけリクエストします。