川崎 慈善活動

2009.12.12

川崎市多摩川河川敷 慈善活動 2009年12月12日(土)

川崎市にて前日からの雨が嘘のような暖かな日よりの中で第126回目の慈善活動を行いました。

1999年12月に新宿中央公園で第1回目を始めて以来、今回の活動で丸10年になり、延べ14,000人以上のホームレスに支援を行うことが出来ました。これも偏に皆様のご協力の賜物と感謝申し上げます。

月1回の活動ですが、愛情の一杯詰まった温かい食事と、皆様からの善意のこもった提供品を毎回お届けし、多少なりともホームレスの自立に向かう力の源になっているのではと思っております。

参加者は初参加24名を含む、147名ものホームレスが集まりました。

メニューはカレーライス、福神漬け、白菜漬け、おにぎり、バナナ、コーヒー、麦茶焼き菓子で、十周年記念として、「幸せの白い鯛焼き」と饅頭のセット、年越し対策としてカップ麺を特別に提供致しました。

物品では、いつも支援して頂いているK社さんからワンボックス車が満載になるくらいの冬物衣料、毛布等、K社のお知り合いの靴屋さんからは靴25足、会員さんからもズボン、ジャンバー等沢山提供していただき、また冬物の下着の上下、ズボン下も全員に配布し、ホームレスは両手に荷物を一杯に持って笑顔で帰っていくことが出来ました。

厳しい年の瀬を少しでも温かく乗り越えてくれればと思います。

当会の活動に参加して4年になるホームレスが、この炊き出しに参加し出したら、川崎大師での仕事が見つかり今でも断続であるけれども仕事が続けられていると、感謝の気持ちを込めて話してくれました。

また糖尿病の合併症で3ヶ月も入院していたホームレスがやっと退院できたと、まだ完全ではない身体で嬉しそうに報告に来てくれました。

今年も一年、ホームレスの自立に向けて支援を続けて参りたいと思います。引き続きご協力のほど宜しくお願い致します。